マイナーな楽器?オーボエの歴史を知ろう!!

オーボエの祖先は戸外用に作られた木管楽器

オーボエは、フランスで17世紀に誕生した楽器だと言われています。もともとは13世紀ごろからヨーロッパで使われていたショームという楽器がその前身で、真っすぐに長い管の先にアサガオのような大きく開いたベルがついた楽器でした。ショームは軍隊などが戸外で演奏するときに使われていましたが、これを室内音楽用に改良したものがオーボエなのです。

初代オーボエはとても簡単な作りだった!

初代のオーボエは、キーが2・3個しかないとても簡単な楽器でした。実は弦楽器だらけだったオーケストラに初めて参入した管楽器なのですが、音域も2オクターブ、半音も出ない楽器だったのです。

フランス式からドイツ式へ

その後、19世紀に入り、キーの数を少し増やした、リコーダーの指使いに似ているドイ付四季のオーボエが登場しました。とても明るい音の出るところが特徴で、現在でもウィーン・フィルハーモニー管弦楽団はこのオーボエを使用しています。このオーボエはウィンナーオーボエとも呼ばれていて、フランス式のコンセルヴァトワール式に比べると難しいので初心者向きではありません。

再び主流になったフランス式のオーボエ

19世紀には、ドイツ式のオーボエに並ぶようにふたたびフランス式のオーボエが出てきました。フランス式のオーボエは速いテンポの曲にも対応でき、また大きな音が出るということでパリの音楽院でも好んで使われるようになり、これが世界的にも普及していきました。20世紀にはシュトラウスがこのフラン式のオーボエを気に入り、こちらのほうがいい!と述べたことが広がりオーボエ界の主勢力となったのです。

オーボエとは木管楽器の一種であり、上下に重ねた2枚のリードがあることからダブルリード楽器とも呼ばれています。